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参考:デルITエキスパートプログラム認定のお知らせ
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さて、パソコンを購入するにあたって、どのようなパソコンを選べばいいのか悩むのではないでしょうか。
本記事では、パソコン選定のポイントを紹介できればと考えております。
ご参考になれば幸いです。
法人用パソコンの選び方
法人用パソコンを選ぶ際に、まず考えるべきことは2つあります。
利用用途
- 事務作業をするのか?クリエイティブ作業をするのか?
利用シーン
- 固定スペースで利用するのか?持ち運んで利用するのか?
利用用途
「パソコンをどのような目的で利用するのか」は、パソコンの選定において重要です。
具体的には、例えば以下のように利用目的を明確にすることです。
- 「Offieceソフトを用いたビジネス文書などの作成」が目的
- 「グラフィックソフトを用いたクリエイティブな作業」が目的
何故なら、これら2つの作業は要求するパソコンのスペック(性能)が異なるからです。
「グラフィックソフトを用いたクリエイティブな作業」の方が、要求するパソコンのスペックは高くなります。
「大は小を兼ねる」という言葉があるように、何も考えずにスペックの高いパソコンを選べば全てのことができるのは確かなのですが、「Offieceソフトを用いたビジネス文書などの作成」が目的であれば、オーバースペックになってしまいます。
「文書を作成するだけなのに必要以上に高価なパソコンを購入してしまった」ということにならないためにも、パソコンの利用目的は明確にする必要があります。
利用シーン
続いて考えるのは、「パソコンをどのようなシーンで利用するのか」になります。
パソコンの種類には、大きく分けて「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン」の2種類があります。
利用シーンを考えることは、パソコンの種類の選定に必要です。
具体的には、例えば以下のように利用シーンを明確にすることです。
- 自席のような固定スペースでパソコンを利用する
- 会議室や取引先に持ち運んでパソコンを利用する
ノートパソコンは持ち運びが可能なため、上記2つのシーンどちらでも利用可能ですが、デスクトップパソコンは持ち運びができませんので、自席のような固定スペースでの利用に限定されます。
近年はテレワークの普及により、場所を選ばず利用できるノートパソコンの活躍の場が増えているようです。
各々の利用シーンを明確にし、パソコンの種類を選定する必要があります。
パソコンの利用目的と利用シーンが明確になりましたら、スペックを選定します。
スペックの選定
パソコンの利用用途と利用シーンを明確にしたら、次はパソコンのスペックの選定に入ります。
パソコンのスペックとは、CPU、メモリ、ストレージなどといったパソコンの部品の性能のことです。
前述の通り、このスペック選びを間違えてしまうと、目的に対してオーバースペックのパソコンを選んでしまったり、性能が足りないパソコンを選んでしまうことになります。
特に、スペックが足りないパソコンを選んでしまうと、仕事の生産性が落ちてしまう恐れがあります。
目的に応じた最適なスペックを選んでいくことが重要です。
では、どのようにしてスペックを選定すればよいのでしょうか。
パソコンの部品には様々なものがありますが、中でも「CPU」と「メモリ」は、パソコンで仕事をする際の生産性の面で大変重要な部品になります。
CPUとは、例えるならパソコンの頭脳であり、CPUのスペックが高いほど複雑な処理を効率良くこなすことができます。
メモリとは、例えるならパソコンの作業スペースであり、メモリが大きいほど複数の作業を効率良くこなせ、パソコンは高速に動作します。
当然ながら、スペックの高いCPUと大きいメモリを選定すると高価なパソコンになります。
参考に、目的別の推奨スペックを記します。
「Offieceソフトを用いたビジネス文書などの作成」が目的の場合
- CPU:intel Corei3以上、またはAMD Ryzen 3以上
- メモリ:8GB以上(+αの業務を行う場合は、16GB以上)
「グラフィックソフトを用いたクリエイティブな作業」が目的の場合
- CPU:intel Corei5以上、またはAMD Ryzen 5以上
- メモリ:16GB以上(+αの業務を行う場合は、32GB以上)
基本的には、利用目的別の推奨スペックを満足するパソコンを選定すればよいと考えますが、
+αの業務を行う場合は、メモリの大きさを上げていただければ仕事の生産性を落とすことにはならないと考えます。
まとめ
今や会社の業務に欠かせないツールとなったパソコンですが、最適な選定をしないと業務の生産性が落ちる恐れがあります。
そうならない為にも、利用する用途やシーンに合ったスペックの選定が重要です。
本記事が、パソコンの選定の参考になれば幸いです。